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真実の空色を求めて…


by itsrainingouthere
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恋にはいろんな形があるものだ…~2~


 今年の夏は涼しい。
例年に比べ過ごしやすい年なので机に向かいやすい…
一般にはそうかもしれないが、我輩の場合はそうではない。
 逆に暑くならないせいでもう夏だという危機感が薄れてしまい、
どうにも追いこめられてやる気を出すというルートが確率されないのだ。
…などと述べても世間ではそういうのを言い訳としか言わず、
何の意味ももたない。

 今日も講習があったのだが、どうも予習がいい加減で身が入ってない部分が
垣間見られる。
英語などというものは予習を事前に行っておかないと講義の価値が半分以上下がる
と言っても過言ではない。
 うまく身の入らない講義を受けるのはなんとも気分の悪い物だ。


 そんな講義を終え、軽く溜まった疲れを抜くために
今日は下校途中の駅で下車した。
 以前『Swift』と会う約束をしていたのだ。
『Swift』は学校での仲間である。2年前からの付き合いだが、
結構深い仲だと我輩は意識している。
 
 取り合えず目的としては自分達の置かれている立場に見合った
参考書選びというのが今回我輩らが約束した名目上の目的である。

 その証拠にその目的は我輩にとって無駄な衝動買いにしか
ならなかった。


 その後、学生のメッカのファーストフード店へと足を運んだ。
こちらが本来の目的である。
 『Swift』は現在桃色に染まっていた。
周りを見失う時があるほどの恋をしていた。
しかしこの恋は少々変わった面があった。

 彼が桃色に染まり始めたのは昨年の神のい無くなりような季節の頃であったか、
未だにその恋は実ってはいない。
 むしろ我輩には恋が実ったといのがどのような状態を指すのか
理解に乏しい部分もあったのだが、本文を目にしている貴方には
一般常識でとらえていただきたい。

 『Swift』は初めその恋の相手と関わりが薄かった。
そこで彼は仲の良い友人数人に頼み込み、協力を仰いだ。
因みに我輩はその友人数人には含まれていなかった。

 彼は3×3のグループデートやメールを主とし、その協力者達の
手を借りつつ恋の相手との関係を深めていった。
 勿論、その協力者達は全員『Swift』の相談を受けていた。
全員が『Swift』の恋愛に対し、大きく関わっていたということだ。
 因みに我輩もこの時、話を聞いてはいたので、間接的に把握はしていたものの
 そして昨年師走、早くも周りの協力者達に押されつつ、
『Swift』は勝負にでた。

 …無残にも彼の愛しい花は散った…。

 確かに2ヶ月少々前に出会った男など、わからない点は多く、
恋の相手もこのときの告白には驚くのも無理はなかったことだろう。
グループデートが主だったので、余計に接する機会も少なかったのではなかろうか?
 しかし、受験期を避けたかったとはいえ、
協力者が3人以上もいて、この早期勝負を全員が進めたというのは珍しいものである
と我輩は感じてしまった。
 因みに我輩は完全に蚊帳の外状態である。
話を聞いてはいたが、ソコまで詳しくはわからなかった。

 で、協力者達は彼に再選を煽り、彼は一度散った花を
イチからまた育てる決意をしたのだ。
 正直この時点で我輩は少々厳しいのではと考えていた。

 しかし我輩のそんな考えとは裏腹に二人は以前にも増し、
関係を深めていった。
 回数は徐々に減っていったものの、集団で出かけたりはしていた。
 そして2人のメールの通算回数もどんどん増えていった。

 やっとこの頃から深く彼から話を聞くようになった気がした。
 我輩と『Swift』が再び近場になってからか。

 『Swift』は相手の気持ちを考えつつ、半年後の旅立ちの時に
再戦を挑もうと今から策略を練っていた。
 というより、受験という壁がありつつも今から
恋の相手に下準備をしていた感じだったのかもしれない。
 

 しかしだ…その裏である問題も進行していた。
協力者のうちの1人が『Swift』の恋の相手を好きなもう1人のライバルから
相談を受けてしまったのだ。
 普通なら…いや、ここは我輩の考えとしておこう、
もし、我輩がその協力者のうちの一人なら
それとなくか、または事情を話し、そのライバルの相談を断ることだろう。
 さもなくば、『Swift』を裏切る事になる、またはそのライバルに対しても
いい加減な対応になってしまうというのが明白だからである。
 このような状況で両方の側に加担し、お互いを悲しませたくないというのは
不条理な話である。
 
 結局その協力者のうちの1人はそのライバルに大きく協力、
『Swift』も徐々に信頼をなくしつつえあったが、そこは
親友なので取り合えずまだ、ゆるしてはいたのかもしれない。

 しかし、ある時協力者の煽りでそのライバルが『Swift』の恋の相手に告白してしまったのだ。

 この時点で誰がみてもその協力者のうちの1人は悪者である。
まぁ、実際にかばう必要も無いぐらい倫理に背いてるとも我輩はおもうが。、
 我輩は2年前から恋には少しナーバスなのだ。

 しかもその内容を別のまったく関係のないライバル側の人間から聞いてしまったのだ。
我輩もその場に居合わせていたので、その時の『Swift』のどうしようもない心境の苦さを
我輩も味わった。勿論『Swift』ほどではないのだろうが。
『Swift』とその協力者の絆は一瞬にして崩れ去った。
 その協力者のうちの1人に対し、親友であった『Swift』は『S』というコードネームを付けた。
因みに『S』はSではない。いや、MよりはSかw
 我輩も知り合いではあるが、『S』とは昔から根本的な部分で合わない奴だなぁという印象があった。
  
 そしてやっと、今日の話、本来の目的である相談へと話は展開していく…。

 
 
 
 で、まだファーストフードの話にいってないけど、そろそろ疲れた、、からまた明日w
もう英語の講習やらで疲れてるし、今日のノルマがたくさんあるんやわw



 
by itsrainingouthere | 2006-07-26 01:05 | ■恋の説明