真実の空色を求めて…


by itsrainingouthere
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

カタンコトン

朝起きる。



少し気分が良い。













ぉ、この下りは…?


というわけで数時間前まで話を巻き戻します。








家帰ってくると親父から電話入ってて、

だからかけなおしてみて…



財布みつかったかよ?
と聞かれ、



わるい、保険証もっかい発行してもらうことになりそうだわ。。
新しくしてからそんな経ってねぇのにわるいな。

と答える。





まったく財布が無くなるとこんなにめんどいものかと。


ケータイとか手帳とかもなくなるとめんどくせぇけど、
財布なんて群を抜けてめんどくせぇ部類のうちのひとつだもんな。






そこで親父が一言…

「拾い主から俺のところに電話があったぞ」





そーいや、札入れのところに親父の名紙が入ってたのを思い出した。

学生証の裏の本人住所連絡先の紙ははがれてるし、
しっかり連絡できるのがそれくらいだったのだろう。




で、電話番号を聞く。


どーやら親父も社を出てる時に電話がかかってきたから
別の人が電話を受け取ったらしいが、





日本語カタコトらしいw







なんか14時半にならないと
仕事にキリつかないとかで
それ以降に電話しろ
とのこと。






で、14時半まわりましたー
で、TELる。






着歌が流れてくる。
何の着歌だ?
俺、嫌いなんだよな、着歌…





…渡辺直美?

のバックミュージック??w






結局、その歌声がリピートするだけで
彼女は出なかった。













が、すぐかけなおしてきた。







ぁ、財布落としたものですけど…。





アーア、アノサイフノヒトデスカ?


意外と日本語普通なのか?
と思ったのは初めだけでマジでカタコト。
予想以上に若い女性の声。



そんなカタコト口調で
今荻窪にいるから30分後に落ち合おう
ということになった。
初め、場所はうちから最寄の浜田山駅が提示されたが、
どうやらその人の住所を聞いてみると
うちとそこそこ近いようなので
自宅近くの公園が待ち合わせ場所になった。




15時、待ち合わせ場所で待っててみる。

…ところが当人はなかなか来ない。



この時ふと思った。

なんであのカタコトねーちゃんは俺の財布
警察に届けなかったんだ…?



親父に外人が拾い主って聞いた時は
金髪ヨーロッパのビジネスウーマンを想像したりしたが、
実際電話でしゃべった時にそのイメージ
一瞬で吹き飛んだんだよな…

なんかアジア系の…
そう、いうなればフィリピンパブのねーちゃんみてぇな、、
(行ったことねぇけど









ぁ、不法滞在?






…要するに不法滞在してまで出稼ぎに日本来てる→
パスとる金すらない→金欠?






普通財布返さなくないか…
















→バックレ?!









いや、だったら普通連絡いれねーか、、







15分ぐらい経って
当初の安心感が完全に不安一色に染まりきり、
1本連絡をいれようとしたとき、


やっとそれっぽい女性が自転車で登場。



なんか浜崎あゆみのかけてそうな
デッカイサングラスに
あったかそうなロングコートを羽織ってる。



俺が近寄ると向こうもすぐにこちらに気づいたようで、
グラサンを外した。

なんかフィリピンパブのギャルって言うよりは
フィリピンパブの経営者みたいな風格。
歳もそこそこいってんじゃねぇか?って感じ。





「あの、すいません。財布落とした者なんスけど。」
そういうと



「ア、ハイ。コレオチテタ」


なんか紙袋みたいなのから
COMME des GARCONS登場。
デザイン的に俺なんかが使ってるよりも
全然相手のが似合ってる感じがした。



とりあえず、
キャッシュカードと学生証、保険証
確認。





「これ、どこ落ちてたんすか?」



「ソコノヨウチエンノマエニオチテタ」




…全然予想落下地点と違ぇじゃねぇか。





カードも諭吉も小銭もカラオケでたときのまま。
どうやら何もぬかれてねーみたい。


「アタシ、レンラクサキミルタメニチョットイジッタダケ。
ナニモトッタリシテナイヨ」

閾に中身を確認する俺に女は言った。



「ケイサツ、メンドクサイ。ショルイトカイロイロカカス、メンドクサイ。」





事前に用意しといた封筒を女に渡した。

謝礼2000円。


財布を拾ってくれたことには本当に感謝してるから
安すぎてもいけないし、
余計な気を使わせたり、プライド高い人かもってことも考えると
高すぎてもいけなかったので、
このぐらいが妥当かと踏んでいたわけだ。




「アタシ、イイ。レイモラウタメニヒロッタチガウ。」





数回トライしたけど、受け取ってくれなかった。


とりあえず、深々と頭を下げて礼を言うと
自転車にま跨り、そそくさと去っていった。


不法滞在とか言ってごめんなさい
(実際言ってない







礼もらうためにか…
俺も礼もらうために時計あげたわけじゃないんだけどな…





そんなことを考えながら帰路につく。


一安心。








教訓:極力財布は鞄の中


















極力財布は鞄の中

大事なことなので2度言いました。







とりあえずみなさん、
落し物にはくれぐれもお気をつけください。











b0096036_1562277.gif
[PR]
by itsrainingouthere | 2009-01-10 15:02